【接続法第二式】「~すればよかった」はどう言う?【音声発音付き】レベルB1
ドイツ語で「~すればよかった」を伝える表現です。
テキスト・語学学校・担当講師などによって文法の出題範囲は多少異なるので、当サイトのゲーテのレベル分けは概ねのものとお考えください
目次
今回のキーポイント
「~すればよかった」の言い方は2つあります。
- hätte/wäre+主語など+doch nur/doch bloß+(文末に)過去分詞
- 主語など+hätte+…(+doch)(文末に)sollen
音声ファイル
①hätte/wäre+主語など+doch nur/doch bloß+(文末に)過去分詞
Hätte ich die Schuhe doch bloß gekauft! あの靴、買えばよかった!
②主語など+hätte+…(+doch)(文末に)sollen
Ich hätte die Schuhe doch kaufen sollen! やっぱり、あの靴、買えばよかった!
ポイント解説
①「hätte/wäre+主語など+doch nur/doch bloß+(文末に)過去分詞」の注意点
- 文末の過去分詞によって、hätte/wäreを使い分ける。seinを使う過去分詞ならwäre、habenを使う過去分詞ならhätte
- ポジション1にはhätte、またはwäreを置く
- nur、またはbloßなどが必ず必要で、doch nurまたはdoch bloßのように「doch 」とセット使われる事が多い
- doch nur/doch bloßは、この文では「やっぱり」という意味ではない
doch nur/doch bloßは「…だなぁ」「…なのになぁ」のような語尾のニュアンスを表します。
また、「doch」はnurやbloßを強調するためのものです。
強調するためのものなので「doch」は使わなくても間違いではありませんが、使った方が自然です。
②「主語など+hätte+…(+doch)(文末に)sollen」
- 文末にsollenがあるので、必ずhätteを使う
- ここでのdochは「やっぱり」という意味で、一緒に使われることが多い。
こちらの言い方は「doch(やっぱり)」と一緒に使うことが多いです
hätte/wäre 人称変化一覧
seinの接続法第二式
ich |
wäre |
du |
wärst |
er/sie |
wäre |
wir |
wären |
ihr |
wärt |
Sie | wären |
habenの接続法第二式
ich |
hätte |
du |
hättest |
er/sie |
hätte |
wir |
hätten |
ihr |
hättet |
Sie | hätten |
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ドイツ語会話①
Puh, du bist gerade noch rechtzeitig!
Ja, das war knapp. Wäre ich doch bloß früher aufgestanden!
日本語訳
パウル:うん、ギリギリね。もっと早く起きればよかったよ ヒロシ:ギリギリで間に合ったね。
ドイツ語会話②
Wie war die Party gestern?
Die war super! Du hättest auch kommen sollen!
日本語訳
ヨハネス:昨日のパーティーどうだった?
エミ:すごく楽しかったよ!あなたも来ればよかったのに