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【ドイツ語「疑問詞」】was, wo, wann… 格変化しない疑問詞まとめ。前置詞との融合系とは?

ドイツ語 疑問詞の使い方 was, wo, wann…

ドイツ語の疑問詞は形が変化(格変化)するものと、しないものがあります。

今回は変化しない疑問詞、「なに?いつ?どこ?」などを表す疑問詞を詳しく解説します。

目次

格変化しない疑問詞一覧

まずは、今回の格変化しない疑問詞を一覧でみてみましょう。

  1. was(なに)
  2. wann(いつ)
  3. wie(どのように、どう)
  4. warum(なぜ)
  5. wieso(なぜ)
  6. wo(どこ)
  7. wohin(どこへ)
  8. woher(どこから)
Roman

「Warum(なぜ)」と「wieso(なぜ)」の使い分けは特にないので、どちらを使っても大丈夫です。

上記の疑問詞は格変化しないので、そのまま文頭に置くだけです。

例:Was ist das?(これは何ですか?)

そもそも、格変化とは?

疑問詞の使い方・疑問文の語順

【語順】疑問詞+動詞+主語 〜

例:Wann triffst du ihn?(いつ彼と会いますか?)

  • 疑問詞を文頭に置きます。
  • 動詞は主語によって変化して使います(これを人称変化という)
  • 例文では、「triffst/会う」が人称変化しています。

例文で感覚を掴もう!

Was ist das?

(これは何ですか?)


Wann triffst du ihn?

(いつ彼と会いますか?)


Wie ist das Leben in Deutschland?

(ドイツの暮らしはどうですか?)


Warum willst du nach Deutschland gehen?

(なぜドイツに行きたいのですか?)


Wie komme ich zum Bahnhof?

(駅にはどうやったら行けますか?)


Wo ist das Restaurant?

(このレストランはどこですか?)


Woher kommen Sie?

(どこから来ましたか?どこの出身ですか?)


 Wohin willst du am nächsten Sonntag gehen?

(次の日曜日にどこへ行きたいですか?)

【wie】応用:形容詞とセットで使う

wie(どのように)は、後ろに形容詞を付けて使うことが多い

  • Wie viel(e)…?(どのくらい?いくつ?)
  • Wie lange…?(どのくらいの時間・期間~?)
  • Wie oft…?(どのくらいの頻度で?何回?)
  • Wie weit…? (どのくらいの距離、どれくらい離れているの?)
  • Wie hoch…? (どのくらいの高さ)
  • Wie groß…?(どのくらいの大きさ?人の場合は「身長は?」)
  • Wie schwer…?(どのくらいの重さ)

など

例文

Wie viel Geld hast du dabei?

(どのくらいお金を持ってる?)


Wie lange wohnst du in Deutschland?

(どのくらいドイツに住んでいるの?)

【was】応用:「Was für ein/どんな種類の~?」

「どんな種類の~?」と聞くときは、「Was für ein~?」と聞きます。疑問詞「was」を使った、頻出フレーズです。

「ein」は、後にくる名詞によって変化します。

「Was für ein」変化一覧表

男性名詞

女性名詞

中性名詞

1格(~が)

Was für ein

Was für eine

Was für ein

2格(~の)

Was für eines

Was für einer

Was für eines

3格(~に)

Was für einem

Was für einer

Was für einem

4格(~を)

Was für einen

Was für eine

Was für ein

関連記事:【ドイツ語「ein・eine・ein」】「不定冠詞・格変化」とは?使い方と意味【文法解説】

例文

【語順】Was für ein + 名詞+ 動詞 + 主語 ~?

Was für ein Auto ist das?

(これはどんな車ですか?)


Was für eine Hausaufgabe machst du? 

(どんな宿題をするの?)

無冠詞の名詞と使うときは、「ein」が省略されます

Was für Kaffee magst du? (どんなコーヒーが好き?)

【was】応用:疑問詞と前置詞の融合形

「was」は前置詞と融合させて使うことがあります。

(これを文法用語で「融合系」と言います)

融合するときの注意点は、「was→wo」に変わる点です。

was+前置詞=wo前置詞

  • womit(何で・手段「was+mit」)
  • wofür(何のために「was+für」)
  • worüber(何について「was+r+über」)

など

例外

母音が2つ並ぶときは、言いやすくするために「r」が入ります。

  • Woran(was+an)
  • Worüber(was+über)

例文

Womit fahren Sie nach Berlin?

(ベルリンまで、何で行きますか?)


Wofür gehst du in die Schule?

(学校へは何のために行くの?)


Worüber sprechen sie?

(彼らは何について話していますか?)

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