【ドイツ語「助動詞」】「können」使い方と人称変化【文法解説】

文法基礎 独検5・4級レベル

ドイツ語にも英語のように、助動詞があります。

テキストなどでは「話法の助動詞」と呼ばれるものです。

今回はその中でも、「können」助動詞について詳しく解説します。

können」とは?

【可能】「~できる」という意味
  • 疑問文では、「できますか?」から発展して、「してくれますか?」とお願いする表現でも使える
  • 「かもしれない」という意味もあるが、ネイティブはあまり使わない

 

könnenの使い方

語順

「話法の助動詞」の語順は、全て同じです。

 主語など+ 助動詞(主語により変化)+(文末に)動詞の原形

例:Ich kann Deutsch sprechen.

(私はドイツ語が話せます)

  • kann」は、助動詞können」が変化したものです。
  • können」は主語によって変化していますが、動詞の「sprechen/話す」は原形のまま文末に置かれています。ドイツ語の動詞原形は、語尾が必ず「-en」で終わります。

 

könnenの人称変化一覧

ドイツ語の動詞は、主語によって形を変えて使うのが特徴です。(これを人称変化、または活用という)

今回の「können」もすべて形を変えて使います。

Ich

kann

1人称

あなた

Du

kannst

2人称

彼・彼女

Er Sie

kann

3人称

私たち

Wir

können

1人称複数

あなたたち

Ihr

könnt

2人称複数

彼ら・彼女ら

Sie

können

3人称複数

あなた(敬称)

あなたたち(敬称)

Sie

können

2人称の敬称

 

例文で感覚を掴もう!

könnenの語順や使い方を、例文でみてみましょう。

肯定文

Ich kann Fußball spielen.

(私はサッカーができます)


Du kannst gut Deutsch sprechen.

(あなたは上手にドイツ語を話せるよ)

 

疑問文

助動詞を先頭に「助動詞+主語(文末に)動詞の原形の順に置く

Kann sie zum Arzt gehen?

(彼女は病院へ行けますか?)


Kannst du mir bitte helfen?

(手伝ってもらえる?)


Können Sie bitte das Fenster aufmachen?

(窓を開けてもらえますか?)

 

否定文

  • 動詞・形容詞・名詞の否定には「nicht」
  • 「ein」の付く名詞、無冠詞の否定には「kein-」

基本的には、それぞれ否定する語の前に置く

ドイツ語の否定には「nicht」と「kein」の2種類があり、使い分けが必要です。


Er kann kein Japanisch sprechen.

(彼は日本語が話せません)


Wir können morgen nicht dorthin gehen.

(私たちは明日(あそこへ)行けません)

 

例文問題

ここまでの解説を参考に、以下の文をドイツ語に訳してみましょう。

問1

彼らは、料理がとても上手にできます

 

問2

あなたは日本語が話せる?

 

問3

彼らはまだ、寝ることができない

 

解答

問1

Sie können sehr gut kochen.

(彼らは、料理がとても上手にできます)

 

問2

Kannst du Japanisch sprechen?

(あなたは日本語が話せる?)

 

問3

Sie können noch nicht schlafen gehen.

(彼らはまだ、寝ることができない)

  • 「noch nicht」で「まだ~ない」