【sollten/接続法第2式の使い方】「~した方がいい」はどう言う?【音声発音付き】A2レベル
ドイツ語で「~した方がいい」と人に勧めたり、アドバイスを伝える表現はどう言えばいいのでしょうか?
今回のキーフレーズ
音声ファイル
(その仕事は、もう辞めた方がいいよ)
語順:Du solltest besser / lieber~ + …(文末に)動詞の原形
ドイツ語会話
【例1】
日本語訳
けいこ:仕事は調子どう?
エミ:何と言ったらいいかな…残業も多いし、給料も安い、あまり気に入ってないんだよね
けいこ:そうなんだ…その仕事は、もう辞めた方がいいよ
ポイント補足
- 「Wie läuft’s」は、「Wie läuft es…」を省略し、「…の調子はどう」という意味
- 「Na ja」は、「まぁね、まぁ、何と言うか」などを表す相槌
- 「Oh je」は「ありゃー」という意味ですが、同情を表した「そうなんだ…」としても使えます。
【例2】
日本語訳
ヨハネス:私も明日のパーティーに行ったほうがいい?
パウル:あなたは来ないほうがいいよ..
ヨハネス:えっ、どうして?
パウル:あなたの元カノも来るらしいから!
ポイント補足
- 「Ex」とは口語でdeine Ex「元カノ」、dein Ex「元カレ」を表します。
- ここでの「wohl」は「~らしい」「おそらく」を表します。
ポイント解説
「lieber」や「besser」を入れる
(あなたは大学へ行ったほうがいい)
sollten(した方がいい)の文を作るときは、「lieber」や「besser」を入れることで「どちらかというと」というニュアンスが加わり、柔らかい表現になります。
入れない場合は、「した方がいい!」と強く言っているニュアンスになるので、sollten(した方がいい)を使う時は「lieber」や「besser」がよく一緒に使われます。
「lieber」も「besser」も同じニュアンスです。どちらを使っても問題ありません。
solltenの人称変化一覧表
ドイツ語の動詞は、主語によって形を変えて使うのが特徴です。(これを人称変化、または活用という)
今回の「sollten」も形を変えて使います。
私 |
ich |
sollte |
1人称 |
あなた |
du |
solltest |
2人称 |
彼・彼女 |
er ・sie |
sollte |
3人称 |
私たち |
wir |
sollten |
1人称の複数 |
あなたたち |
ihr |
solltet |
2人称の複数 |
彼ら・彼女ら |
sie |
sollten |
3人の複数 |
あなた(敬称) あなたたち(敬称) |
Sie |
sollten |
2人称の敬称 |
例文集
肯定文
Du solltest auch mitkommen.
(あなたも一緒に来た方がいいよ)
Du solltest lieber die Wahrheit sagen.
(本当のことを話した方がいいよ)
Ihr solltet das Zimmer lieber sauber machen.
(あなたたちは部屋を掃除した方がいい)
Du solltest dich lieber bei ihm melden.
(彼に連絡した方がいいよ)
Du solltest dich lieber von ihm trennen.
(あなたは彼と別れた方がいいよ)
疑問文
Sollte sie heute lieber auch kommen?
(彼女も今日、来たほうがいい?)
Sollten wir lieber hier warten?
(私たちはここで待っていた方がいいですか?)
Warum sollte ich mich mit ihr treffen?
(なぜ、彼と会った方がいいの?)
否定文
Hier sollte man besser nicht parken.
(ここに駐車しない方がいいよ)
Du solltest besser nicht so sauer sein.
(そんなに怒らない方がいいよ)
Sie sollte ihren Job nicht kündigen.
(彼女は仕事を辞めない方がいいよ)